「しんぶん赤旗」2016/02/18
大村市に総がかり実行委
長崎・2000万署名など広く共同
 航空基地や駐屯地などの自衛隊員や家族が多く住む長崎県大村市で16日夜、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動大村市実行委員会」の発足集会が開かれました。

 発足に当たっては、「暮らしと福祉、教育を守る大村市実行委員会」事務局と、その構成団体が昨年大村市で行われ、120人が集まった「8・30行動」の成功などを受け、今年になってから結成を検討、準備を進めてきました。

 発足集会には大村市九条の会など10団体の代表、個人約30人が参集。討論を経て委員会の発足と地区労などとの共同行動をおおいに広げて、2000万署名の成功、集会やデモ、学習会などに精力的に取り組む行動方針を満場一致で確認しました。

 参加団体は大村市の九条の会、年金者組合、くらしと平和を考える市民の会、新婦人、高教組、生活と健康を守る会、民商、国民救援会、国賠同盟で、今後も前向きに検討中の労組、寺院、教会、個人などへの参加を働きかけます。

 会の代表に九条の会の谷川成昭氏、事務局長にくらしと福祉、教育を守る実行委員会の氏福強兵氏を選出。「戦争法の施行を許さないあらゆる行動を全国の仲間と連帯して行動する」との決議を採択しました。