「しんぶん赤旗」2016/02/10
冬の街を彩る明かり
長崎
 長崎の冬の祭り、「長崎ランタンフェスティバル」が8日、長崎市で始まり、幻想的な明かりで街は彩られました。22日までの期間中、新地中華街、浜町アーケード、中島川など市中心部に、約1万5000個のランタンやオブジェがともされます。

 祭りはもともと、中国の旧正月に合わせて新地中華街(新地町)で開かれていた春節祭が由来で、1994年から市を含めた実行委員会が開催するようになり、発展しました。

 メーン会場の湊公園には、今年の干支(えと)の申(さる)をモチーフにしたメーンオブジェ「西遊記」が登場。高さ約10メートル、横約4・5メートルもあります。

 13、20の両日は皇帝パレード、14、21の両日は媽祖(まそ)行列が実施され、街はにぎわいを見せます。