「しんぶん赤旗」2016/02/06
安倍政権のウソを暴く
長崎でつどい
 長崎市役所従業員組合(里正善執行委員長)は3日、「第26回自由と民主主義を願う市民のつどい」を市内で開き、約40人が参加しました。

 つどいは、「天皇にも戦争責任はあると思う」と発言した当時の本島等市長が1990年1月18日、市役所前で右翼暴力団幹部に銃撃された事件を忘れず、言論の自由と民主主義を守り抜くことを誓い合おうと毎年開かれているものです。

 フリージャーナリストの西谷文和氏が「戦争のリアルと安倍政権のウソ」と題して講演。空爆が続くシリアを中心とした中東の状況を動画で紹介しました。

 西谷氏は「政府は東京オリンピックなどに注目させ、福島や沖縄を忘れさせたい、あきらめさせたい、だましたいと思っている。忘れず、あきらめず、だまされずが大事」と強調。戦争法で政権を批判するメディアを個人攻撃する現状にふれ、「安倍内閣ほど、下品にメディアを攻撃した内閣はない」と怒りを込めました。

 つどいは、戦争法廃止を求める2000万署名を呼びかけるアピールを読み上げ、採択しました。