「しんぶん赤旗」2016/01/13
落語家も前住職も戦争への道ノー
4団体がキックオフ集会
 戦争法廃止の2000万署名を推進する長崎キックオフ集会が11日、長崎市で開かれ、約150人が参加しました。

 戦争への道を許さない!ながさき1001人委員会、憲法改悪阻止県共同センター、N―DOVE(エヌダブ)、女の平和in長崎の4団体が共催。長崎県では4月25日までに20万人を目標にしています。

 1001人委員会呼びかけ人の土山秀夫氏は「安倍政権にレッドカードを突きつけよう」と呼びかけました。リレートークで芸人九条の会の古今亭菊千代さんが「私たちの権利が踏みにじられるとき、落語家である前に人間でなければならない」と話しました。光源寺前住職の楠達也さんは「『たたかう国にせんばダメさ』という雰囲気になっていることに怖さを感じている。ダメなものはダメとみんなが自覚し、行動しなければ伝わっていかない」と語りました。

 集会後、N―DOVEの「民主主義って何だ」「これだ」のかけ声を響かせ、市内4カ所の街頭で署名行動。男子中学生(15)は「安倍首相は憲法を無視しており、歴代の首相の中で一番悪い。戦争法はおかしい。なくすべきです」と話しました。