「しんぶん赤旗」2015/11/14
長崎年金訴訟
原告団ら結成式
 長崎県年金引き下げ違憲訴訟原告団・弁護団は11日、結成式を長崎市で開き、約w人が参加しました。

 全日本年金者組合長崎県本部が裁判の準備をすると大会で決め、28人の原告が裁判に臨みます。「年金引き下げは憲法違反、憲法25条を守るたたかいであり、生存権を守るたたかい」と位置づけています。

 宮地昭原告団長(年金者組合県本部委員長)は「『政府の勝手にはさせないぞ』と全国で立ち上がったことに意味がある。憲法違反・人権無視のデタラメ政治に断固抗議したい」と語りました。

 横山巖弁護団長は「裁判を一つの手段として国民の声にしていく」と話しました。

 支援団体の県労連、建交労から「高齢者のみならず、若者を守り、憲法を守る裁判」と激励があり、年金者組合の支部が「命が途中切れようとも裁判でたたかう。仲間を増やし、世論を広げたい」と決意表明しました。