「しんぶん赤旗」2015/10/14
「野党は手を取ろう」
長崎の若者エヌダブらトーク
 戦争法に反対する長崎の若者でつくるN―DOVE(エヌダブ)は12日、「戦争法廃止若者緊急アピール」を長崎市で行い、約250人が参加しました。

 「民主主義ってなんだ」「これだ」のコールが休日のアーケード街入り口に響く中、各党の議員を含む9人がリレートークしました。

 N―DOVEの園田靖子さん(30)は「今の世の中に不安や疑問があっても、声が上げられない雰囲気がある」と周囲の人たちに戦争法案のたたかいを呼びかけてもなかなか伝わらなかったと涙ぐみました。しかし、全国の運動の広がりを紹介し、「政治に関心のない人でも、重大な変化が起こった。新しい政治をつくるのは私たちです。私は自分の考えを貫きたいと思う」と話し、戦争法を止めるまでたたかい抜く決意を語りました。

 日本共産党の堀江ひとみ県議は「それぞれの政策を別に置いて、戦争法廃止が優先される政治課題です。野党は共闘を広げなければならない。国民連合政府をつくろう」と呼びかけました。

 「野党は共闘」「野党は手を取れ」のコールとともに、堀江県議、民主党の吉村正寿県議、社民党の池田章子市議の3者が手を取り合うと、参加者から歓声が湧きました。