「しんぶん赤旗」2015/10/02
じん肺・アスベスト被害の根絶を
長崎市でキャラバン出陣集会
 「第26回なくせじん肺キャラバン長崎実行委員会」は1日、キャラバン出陣集会を長崎市で開き、約70人が参加しました。

 行動は、1日に始まる全国労働安全衛生週間に合わせて「すべての労災職業病の根絶を」をサブスローガンに掲げ、毎年行われているものです。

 集会で、村里正昭事務局長は「1週間の全国統一行動で、すべての都道府県と労働局に、じん肺・アスベスト被害の根絶施策を求め、要請を行います」とのべ、全国の裁判闘争を紹介し、支援を呼びかけました。

 連帯あいさつとして、長崎地区労、トンネルじん肺訴訟、西日本石炭じん肺訴訟から発言があり、じん肺の根絶と救済制度をつくる必要性を訴えました。

 1、2日の両日で、県知事、長崎市長、長崎労働局、県医師会などに要請を行います。また、学習会、じん肺・アスベスト電話相談にも取り組みます。

 集会の最後に、団結ガンバロー三唱を行いました。