「しんぶん赤旗」2015/09/26
違和感ない提案
中身もっと広げたい
 日本共産党の志位和夫委員長が提案した「『戦争法案(安保法制)廃止の国民連合政府』の実現をよびかけます」について、長崎原爆被災者協議会の山田拓民=ひろたみ=事務局長(84)の談話を紹介します。

 ”さすがだな”と思いましたね。提案の中身をもっと広げていく必要がある。安保法制をめぐっては、「被爆者は『戦争する国づくり』に反対する」とした日本原水爆被害者団体協議会の特別決議の線に沿って廃案を求め、「ながさき集会」にも参加し、発言もしてきました。この立場からしても共産党の提案は違和感がない。「その通りだ、それ以外に道はない」と。今はこういう方向で進むべきとの感想を持ちました。