「しんぶん赤旗」2015/09/18
戦争法案廃案!安倍政権退陣!
ながさき集会part2に700人

  「戦争法案廃案!安倍政権退陣!ながさき集会part2」が16日開かれ、長崎市中心部の「鉄橋」は「STOP戦争法案」「NO WAR!」など思い思いのパネルやプラカードを手にした参加者約700人の熱気に包まれました。

 憲法改悪阻止長崎県共同センター、戦争への道を許さない長崎1001人委員会、N−DOVE(エヌダブ)の3団体が主催しました。「戦争法案♯本当に止める」の横幕と「アベ政治を許さない」のパネルが万国旗のよう連なった“舞台”を背にリレートーク。

 N−DOVEメンバーの稲原真一さん(28)は、「この国は国会議員のものではない、私たちのもの。これは命の問題です。SEALDs(シールズ)も私たちもヒーローではない。いまここに集まって声をあげているすべての人、一人ひとりが主人公。仮に止められなかったとしても絶望でも終わりでもない。希望はここにあります」と訴え、ウォーとの歓声を受けました。

  前川美穂さん(53)は、参院中央公聴会での奥田愛基さんの公述を聞き、「憲法が若者たちにこんなにも深く浸透していることに感激した」とのべ、「安倍政権は若者たちが未来に希望を持てる社会にするためにこそ力を尽くすべき。憲法は日本国民の宝。戦争法案でそのことがますます国民の胸に刻まれました。きれいなままの憲法を娘たち、若者たちにバトンタッチしたい。そのためにも全力で戦争法に反対します。安倍の野望をくじくまでともに頑張りましょう」と語りました。
 
 馬場隆さん(56)は「高校現場では18歳選挙権とかかわり主権者教育の重要性が議論されている。でも今、主権者教育が必要なのは安倍首相と自民党・公明党だ。主権者はだれなのか。主権者である国民の声を聞け」と発言。「そうだ」の声と拍手に包まれました。

 「憲法読めない総理はいらない。戦争したがる総理もいらない。つまり安倍はやめろ。国民なめんな」のコールが夜空に響き渡りました。
 
 佐世保市京町公園では共産・民主・社民の佐世保市議による「戦争法案強行採決許すな緊急抗議集会」が開かれ40人が集まりました。