「しんぶん赤旗」2015/09/17

廃案しかなか、戦争法案

 超党派の県議・市議10人がリレートーク

戦争法案は“廃案しかなか”と「安保関連法案に反対する長崎県議・市議有志の会」の10人がトーク集会を長崎市大波止の「夢彩都」(ゆめさいと)前で開ました。
  勤め帰りのサラリーマンや道行く人々に「ご一緒に声を上げていきましょう」と呼びかけました。

 戦争法案に関し県議と市議の有志が超党派で街頭行動を実施したのは県内では初めてのことです。

  「戦争NO! 九条守れ!」「アベ政治を許さない」のプラカードやパネルを持った市民や支持者など約150人が集まり、声援をおくりました。

 日本共産党から堀江ひとみ県議、大石ふみき、中西あつのぶ、内田隆英の各市議、民主党から2県議、社民党から2県議と2市議が路上にたち、国会審議でボロボロになった戦争法案を野党が一致協力して廃案に追い込むとの決意を示しました。

  日本共産党の各議員は「長崎県の自民党会派代表者は地元新聞に『県民の理解は得られている』と答えていました。こんなことは許されないと、ここにいる議員がみんな名前を連ねて慎重審議を求める意見書案を提出し、明日、県議会で討論することにしています。最後まであきらめず戦争法案廃案のために、ともに力を合わせていこうではありませんか」(堀江ひとみ県議)、「戦争法案の審議を通じて、@憲法違反であること、A国民の理解が得られていないこと、B自衛隊中枢の暴走が明らかになりました。戦争法案は必ず止める」(内田隆英市議)と訴えました。