「しんぶん赤旗」2015/09/15
戦争したがる総理はいらない

N−DOVE「長崎アピール」に世代超え350人

   「平和がよかけん(いいから)戦争反対」「ノーモアヒロシマ・ノーモアナガサキ」「被爆者たちの声を聞け」―若者を中心に戦争法案に反対するN−DOVE(エヌ ダブ)による「長崎アピール」が13日、長崎市繁華街の「鉄橋」で行われました。世代を超えて350人が参加し、一緒に声を上げました。「本当に止める九州一斉抗議行動」の一環としてとりくまれました。

  司会を兼ねてスピーチした戸川一歩さん(28)は、国民の理解が得られないまま戦争法案を強行採決することは憲法も民意も踏みにじる暴挙だとのべ、「先輩たちの努力によって平和が守られてきました。今度は僕たちが9条を守り抜いて子どもたちにつないでいく。絶対あきらめない」と語りました。

 堀江純子さん(29)は5歳の男の子の母親として声を上げなければとN−DOVEに加わりました。「私は息子のキラキラした明るい未来といのちを守りたい。看護師の友達を戦地になんか行かせたくない。自衛隊員のいのちを守りたい。平和な未来を守るため、これからも私は学び考え全力で行動します」と発言しました。

 N−DOVEのメンバーらとともに渡邊弘活水女子大学准教授、中川拓弁護士(デモ見守り弁護士)がスピーチし、井田洋子長崎大学経済学部教授からのメーセージが紹介されました。「戦争したがる総理はいらない」「強行採決絶対反対」とコールをあげました。