「しんぶん赤旗」2015/09/12
超党派で戦争反対 
長与町議が5人で

 長与町議会の超党派議員による街頭宣伝が10日,JR長与駅前など町内2カ所で行われ、憲法違反の戦争法案(安全保障関連法案)と強行採決に反対の声を上げました。
 「戦争させない 九条壊すな」「アベ政治を許さない」のプラカードを持った町民約20人が一緒に行動しました。
 日本共産党町議団が「安保法案の撤回を求める意見書」(6月町議会)に賛同した議員に働きかけ実現したもので、河野龍二(日本共産党)、堤理志=さとし=(同)、饗庭=あいば=敦子(民主党)、安部都(無所属)、安藤克彦(同)の5人の町議が参加しました。

 リレートークの最初にマイクを握った河野議員が国民のたたかいと国会論戦で追い込まれた安倍政権と自民・公明は、来週、参議院で強行採決を行おうとしていると指摘。「憲法違反の法案を数の力でゴリ押しするなど許されない。力を合わせなんとしても廃案に追い込もう。一人ひとりが声を上げよう」とよびかけました。

 各議員は「戦争法は決して許してはならない。なんとしても阻止しよう。憲法九条は安倍首相より上。独断と偏見で変えようとするな」(安部議員)、「憲法違反の指摘に政府から説得力ある説明がない。法案を廃案に追い込もう。今こそ安倍内閣にノーを突きつけよう」(饗庭議員)と発言。

 堤議員が「戦争法案に対する国民の批判や反対を『理解不足』や『誤解』と決め付ける安倍政権の主張は、戦争法案への支持が広がらない責任を国民になすりつけるもの。まともな説明さえできなくなった法案は廃案にするしかない」として、大きき支援と協力を呼びかけました。じっと聞き入っている町民の姿がありました。