「しんぶん赤旗」2015/09/05
三菱長崎造船所原水協

 パンフ発行記念学習会

 三菱長崎造船原水協のパンフ「戦争する国づくりと三菱の兵器生産」の発行を記念し2日、、学習会が長崎市民会館で開かれ、55人が参加しました。

 元長崎造船勤務の錦戸淑宏氏が講師を務め、パンフについて「長崎市民に三菱兵器生産の実態を明らかにするのは32年ぶりです。今『戦争できる国づくり』へと暴走する安倍政権を裏で操る三菱重工とその狙いを知らせる必要があると考えました。今の三菱長崎造船所は、これまでわれわれが知っていた造船所とは違います。そのことが市民に知らされていません」と語りました。
 
  パンフの各章@三菱の果てしなき野望A「兵器づくり」へまっしぐらB安倍政権は軍事産業を「国策」にC三菱は「平和産業」の約束を守れ−に沿って三菱長船の実態をくわしく報告しました。

 講演後、参加者から「イージス艦と客船の建造費はどうなっているのか」「世界の船舶受注の割合はどうなっているか」「造船所でのイージス艦建造の騒音で地域住民が不安をもっている」など質問や意見がだされました。