「しんぶん赤旗」2015/08/10
海外代表が署名活動
観光客も気軽に協力

  原水爆禁止世界大会実行委員会は大会閉会後の9日午後、長崎市の浜町アーケード内で海外代表をはじめ約30人が「核兵器全面禁止のアピール署名」への協力を呼びかけました。
 
 折り鶴を掲げながら協力を呼びかけるのはフィンランドのエブァ・ヘレナ・イノマさんとメリクッカ・キヴィハージュさん。「これ以上核兵器に頼るのはやめてほしい」と語りました。

 フランスのマリアニック・ルブリスさんは日本の平和運動や原水爆禁止運動に学ぶことは多いとのべ、“外国人”観光客にも気軽に協力を呼びかけました。

 「署名、お願いします」と日本語で呼びかけるのは、フィリピンのアイリーンさん。一人で30人の署名を集めました。

 「観光船が寄港しているのか、外国の人がよく協力してくれますね」と語るのは長崎健康友の会の柴崎聖子さん(61)。被爆70年の節目の年ということもあるが、対話で戦争法への不安を感じると話しました。

 長崎市内に住む被爆二世の男性(43)は「核兵器がないのは当たり前。原発再稼働もやめてほしい」と署名に応じました。