少年少女平和のつどい 
歩いて学んで感じたよ

 8日、親子約120人が長崎市の山王神社に集合。被爆遺跡を歩き、戦争中の食べ物を食べ、被爆体験を聞きました。

 実行委員長の斎藤武男さん(77)が「核兵器を無くすため、勉強して力を貸してください」と語りかけました。
旧長崎医科大学の傾いた門柱や浦上天主堂の焼かれた天使像、平和公園の刑務所跡など原爆の「行き証人」を自分の足で歩き目で確かめました。

 お昼ごはんはカボチャのすいとんとジャガイモがゆ。戦時中の子どもたちの生活を感じました。山王神社境内に展示された戦争中のおもちゃや文房具に見入っていました。

 戦争・被爆体験を聞く会では「原爆を落として何になるの」など子どもたちの質問に体験者が答えました。
「平和かみしばい」に子どもたちの視線が集中。「長崎の後、原爆はどこでも使われていないよ。日本を戦争する国にしてはダメ。平和のために僕と私にできることを考えよう」との語りかけにうなずいていました。