「しんぶん赤旗」2015/08/04
核兵器のない平和な世界を
国民平和大行進が長崎県入り

   原水爆禁止国民平和大行進が1日、長崎県に入りました。佐世保市三川内本町で引継集会が開かれ、佐賀、長崎両県から約120人が参加しました。

 沖縄から長崎まで通し行進者の山内金久さん(66)は「米軍新基地建設反対のオール沖縄の思い、川内原発再稼働阻止、核兵器廃絶、戦争法反対を伝えたい」と訴えました。
 長崎県内通し行進者の東よね子さん(66)は「戦争の足音が今ほど怖いと思うことはない。子のため、孫のためにも今立ち上がらないと。70年の節目の年に元気に歩けることをうれしく思う」と語りました。福岡から長崎間の通し行進者でフィリピン人のゲレーロ・サーニョさん(40)が紹介され、スピーチしました。
 通し行進者の山内さんが奏でるトランペットの調べに乗って「青い空は」を全員で合唱。約70人が次の中継地の早岐駅に向けて出発しました。