「しんぶん赤旗」2015/07/16
長崎の集会650人が参加
戦争法案反対緊急集会
 「憲法改悪阻止長崎県共同センター」と「戦争への道を許さない!ながさき1001人委員会」は14日、「戦争法案」強行採決反対緊急集会を長崎市で開き、約650人(主催者発表)が参加しました。

 リレートークでは7人が発言。長崎原爆被災者協議会の山田拓民事務局長は「腹の底から何とも言えない気持ち。あの原爆一発で、家族全員が死んだ。戦争法案を強行採決すれば、この先、『核兵器を持たなくてどうするのか』と言い出すだろう。核兵器はダメだ、戦争はダメだと言っていきたい」と話しました。

 30歳未満の若者らが中心となって戦争法案反対のサウンドデモを企画しているN―DOVE(エヌ・ダブ)のメンバーの男性は、妻と2歳の娘の存在が大事と語り、「戦争によって、娘の悲しむ姿を見たくない。未来の子どもたちから、『何で戦争する国にしたんだ』と言われたくないから行動する」とのべ、若者に、25日午後4時に市内の鉄橋へ集まるよう呼びかけました。