「しんぶん赤旗」2015/06/30
石木ダム建設は不要
長崎・川棚町
真島衆院議員が現地調査
 日本共産党の真島省三衆院議員は27日、長崎県と佐世保市が川棚町に計画している石木(いしき)ダムの現地調査をしました。

 石木ダム建設をめぐっては、県収用委員会が22日に地権者4世帯の土地を強制収用できる裁決を出したばかり。県は8月24日までに明け渡すよう要求しています。

 真島議員は雨の中、石木ダム建設に向けた付け替え道路工事現場・正面ゲート付近や団結小屋周辺などを視察しました。「日本の棚田百選」にも選ばれる棚田などがダム造成で消えてしまうかもしれない風景を見て回り、「佐世保市の貯水率はここ6〜7年は80%あり、渇水の心配はない。石木川と洪水は関係なく、後付けの理由でダムを造ろうとしている」と党の久保田和恵川棚町議らから説明を受けました。