「市民目線大事」
五位塚曽於市長が講演
長崎・自治研が総会開く
 長崎県地域・自治体研究所は20日、第2回総会を長崎市で開きました。

 鹿児島県曽於市長の五位塚剛氏が「住民とともに市政を転換し、住民目線で取り組むまちづくり」について講演。「徹底して政策で勝負した」とのべ、大型公共事業のフラワーパーク事業の中止や敬老祝い金制度を再開など、市民目線の政策を公約としたと話しました。

 五位塚氏は「事実に基づいて頑張れば、変わる」とのべ、敬老祝い金を渡すとき、市の職員がほめられたことを例にあげ、「税金の使い方を当たり前に使えば、市民は変わる。市民の目線に立って、どんな小さな声も聞くことが大事」と話しました。