「しんぶん赤旗」2015/06/23
女性のレッドアクション
長崎で
 「私たちは『戦争法』を許しません」と被爆地・長崎の女性ら約100人は20日、東京の行動に連帯して「女の平和・長崎行動」を長崎市で行いました。

 参加者は、Tシャツや帽子など、赤いもの身につけて「怒」と書かれた赤い紙を持って宣伝。呼びかけ人の一人、安達和美さんが「戦前、女性には選挙権がなかった。戦後、戦争はいけないと訴える権利を得た。今どうするかを考えて声を上げてほしい」と呼びかけました。

 活水女子大学の渡邊弘准教授も駆けつけ、「ほとんどの憲法学者がこの法案を憲法違反だとのべている。それは、日本の防衛にまったく関係ないからです」と説明し、「戦後の教育者は『教え子を戦場に送らない』の一心で行動している」と訴えました。

 日本共産党の堀江ひとみ県議も参加し、戦争法案の持つ対米従属性を強調しました。

 集会後、市内をパレードし、平和の大切さをアピールしました。