「しんぶん赤旗」2015/06/03
政務活動費の公開など要望
長崎・堀江県議
 日本共産党長崎県委員会の山下満昭委員長と堀江ひとみ県議は5月29日、県議会の民主的改革について田中愛国議長に申し入れました。

 改善の要望は、@公費による海外視察の凍結A政務活動費の収支報告書・領収書などは、議会ホームページで公開すること―の2点。

 政務活動費については3月に報道で、日本共産党を除く4会派36人の県議が、外部監査から「不適切支出」と指摘されていましたが、その使い方や誰が使ったのかを公表していませんでした。このため、県民からは強い疑問の声が上がっていました。

 申し入れで、堀江県議は「手続きを必要とせず、自宅からでもホームページで誰でも確認できるようにしてほしい」と要望。山下氏は「現在、後援会の収支報告はホームページで閲覧できる。政務活動費も同様に閲覧できるようにしてほしい」と話すと、田中議長は「議題にし、検討する」と回答しました。