「しんぶん赤旗」2015/05/27
学生と5政党、意見交換 長崎・活水女子大
堀江県議が改憲に反対
 長崎市の活水女子大学で23日、5政党を招いて意見交換する特別授業が行われました。「シチズンシップ」と呼ばれる1年生必修科目で、約300人の学生が授業を受けました。

 シチズンシップ(市民性)は、市民(国民)の権利と義務を理解し、社会や政治に主体的に関わる能力を培うことを目的とします。今回は、共産、自民、民主の3県議と公明、社民の2市議の合計5人が参加。日本共産党からは、堀江ひとみ県議が参加しました。

 「憲法改正についてどう思いますか」という学生からの質問に、民主は「必要があれば改憲すべき」、公明は戦争法案について「今の法案が通っても、戦争に行くようなことにはならない」と回答。堀江県議は「今、戦争法案という自衛隊がどこでも戦争ができる法案がつくられようとしています。これは、憲法9条の改悪になります。共産党は何でも反対と言われるが、今回のように、国民の不利になることにこそ反対しています。憲法9条を改憲することは、愛する人や子どもを戦場に送ることです」と話しました。

 他にも、「同性婚が法律で認められない理由について」などの質問が出ました。