「しんぶん赤旗」2015/05/23
県原水協が総会
核のない世界へ
世界大会総結集
 長崎県原水協は16日、2015年度総会を長崎市で開き、約60人が参加しました。

 日本原水協の安井正和事務局長が講演。安井氏は「被爆70年を核兵器廃絶の転換点にしよう」と呼びかけ、NPT(核不拡散条約)再検討会議の行動がその第一の国際的な取り組みであったと話しました。国連のアンゲラ・ケイン上級代表とタウス・フェルーキ議長の「核軍縮は市民一人ひとりの行動があってこそ。それは署名です」との言葉を紹介し、「4年間やってきた署名は確信を持っていい」とのべました。

 「原水爆禁止世界大会に総結集して世界と日本を変え、核兵器のない世界を求めていこう」と呼びかけました。

 総会で、来賓の長崎原爆被災者協議会の田中重光さんは「原水協の活動に被爆者は激励されている」とのべ、「日本の運動を世界に広げ、伝えねば」と話しました。参加者は、世界大会の成功に向け、意思統一しました。