「しんぶん赤旗」2015/05/14
有明訴訟
支援する会総会を開く
 「『よみがえれ!有明海訴訟』を支援する長崎の会」は9日、2015年度総会を諫早市で開き、約60人が参加しました。

 有明訴訟弁護団の馬奈木昭雄弁護団長が講演。国営諫早湾干拓事業潮受け堤防排水門の開門をめぐる状況を語り、「1日90万円の間接強制の制裁金を平然と払い続けるのが許されるのか。この世論を徹底して広げたい」と呼びかけました。

 日本共産党の仁比聡平参院議員も駆け付け、あいさつ。「漁民を徹底して守り、たたかうことが開門への扉を開く」と話しました。

 総会では、坂田輝行事務局長が経過報告と当面の情勢について報告をし、会場からの意見として「周りに知らせることが大事。ビラをつくってまこう」との提案がありました。

 瑞穂漁協(雲仙市)組合長の石田徳春さんは、アサリがまったくいない有明海の深刻な状況を語り、「一日も早く問題を解決してほしい」と訴えました。

 日本共産党の中野太陽、西田京子両市議も参加しました。