「しんぶん赤旗」2015/04/16
3議席奪還に総力
市民の期待に応える市議必ず
 長崎市党組織は14日、後半戦の市議選勝利に向けた決起集会を約100人の参加で開き、内田隆英=元=、中西あつのぶ=元=、大石ふみき=新=の全員当選で、前回失った党の3議席回復をと決意を固めあいました。

 前半戦の県議選長崎市区(定数14)では、堀江ひとみ氏が3位で3選を勝ち取りました。

 長崎市議選は定数40に54人が立候補を予定する大激戦です。党議席が空白となった市議会では、請願件数が激減。介護保険料を2度値上げし、九州の県庁所在地で最も高くなるなど、市民の暮らし無視の市政が行われてきました。多くの市民が「共産党の議席が必要」と語り、地方紙も「全会一致に違和感」「共産などの『批判勢力』が議席を失ったことが最大の原因」と評しています。

 常任幹部会の声明を受けて、決起集会では牧山隆・党南部地区委員長が、「選挙をたたかう二つの基本姿勢を貫き、各選対で告示日までに得票目標に迫る支持拡大をし、党と後援会、支持者の総決起で、一刻も早い支持拡大目標の達成を」と提起しました。

 前回市議選の教訓として、前半戦の県議選で得た支持数に、後半戦の市議選での対話・支持拡大数を上積みしたことが、「大丈夫」論をうんンだ要因の一つと分析。「二度と同じ轍(てつ)を踏まない」と、対話・支持拡大数はそれぞれの市議候補ごとに、県議選後いったんリセットして、確実に積み上げることを確認しました。

 短期決戦の選挙戦を勝ち抜き得票目標を実現するために、党の勢いを示す宣伝をそれぞれの候補が1日30回行うとともに、党議席の値打ちを押し出した「ながさき民報」号外の配布を、一気に完了させます。

 さらに、告示日の市田忠義副委員長を迎えての街頭演説を跳躍台に、対話・支持拡大の飛躍をつくります。