「しんぶん赤旗」2015/04/09
長崎県議選の様相
「逃げ」自公民 攻勢共産党
 長崎県議選(定数46)で、日本共産党は現職の堀江ひとみ候補(長崎市区、定数14、立候補18人)の議席確保と、新人の石川さとる候補(佐世保市・北松浦郡区、定数9、立候補11人)、寺田敏之候補(諫早市区、定数4、立候補6人)が議席獲得に挑みます。

 長崎市区では、自民、民主がそれぞれ5人立候補。日本共産党が戦争立法や政務活動費のでたらめな使い方を批判しても、自公民はだんまりを決めこみ、不要不急のMICE(大会議場など施設)推進を語るだけです。論戦は「逃げの自公民、攻勢的な共産党」となっています。

 堀江候補は、「オール与党」の県議会でただ一人、「不要不急な大型公共事業より、くらし・福祉優先の政治を」と一貫して主張してきました。高すぎる国保税引き下げ、子ども医療費の無料化拡充などの県民要求実現を訴えています。

 他党は「堀江候補は大丈夫」論をふりまき、組織戦に全力。「安倍は怖い。今回は共産党に」という人も少なくなく、党躍進の条件を生かしきろうと党後援会は奮闘しています。