「しんぶん赤旗」2015/03/21
予算要望に長崎市回答
党地区委受け取る
 日本共産党長崎県南部地区委員会は16日、田上冨久長崎市長から2015年度予算要望の回答を受け取りました。

 牧山隆南部地区委員長、内田隆英、中西あつのぶ、大石ふみき市議候補3氏、津村国弘前市議の5人が出席。内田氏は国保税、介護保険料の問題で「市民の負担を減らすために引き下げを」と要求。中西氏は子ども医療費の無料化が他の自治体で対象年齢が広がっている現状を話し、「県や他の自治体にもいい影響を与える」と拡充を求めました。大石氏は消費税増税でより深刻化した業者の実態を話し、「商店リニューアル助成制度の実現を」と詰め寄りました。

 田上市長は「市民が安心して生んで育てる社会をつくっていきたいが、財源の問題もある。経済活性化を先にやって、町づくりを進めていく方法もあり、新幹線が経済活性化につながる」とのべました。内田氏は「国保税、介護保険料が高いなら、どれだけ抑えるかが政治の役目。財源の問題を言うなら、MICE(マイス=大型会議施設)建設計画こそ見直すべきです」と反論しました。