「しんぶん赤旗」2015/03/13
県議候補 駆ける
被爆70年憲法守る声を
堀江ひとみ候補(56)=現
長崎県 長崎市選挙区(定数14)
 地域のつどいで、県議会を傍聴したことのある参加者からこんな声があがりました。参加者は「県議会議場で請願反対の議員がズラリと起立して、異常な光景だった」。堀江県議だけが住民要求の請願に賛成したとのべ、「選挙は自分の願いを届ける議員をつくることだ」と話しました。

 5日の県議会の予算総括質疑では、100歳と88歳の長寿祝い金の縮小・廃止に反対し、「長崎県も高齢者にお祝いと感謝の気持ちを表すべきです」と詰め寄りました。県はその一方で、長崎新幹線95億円、石木ダム15億円を予算につぎ込みます。堀江県議は県議会でただ一人、不要不急の大型公共事業に一貫して反対しています。

 原点は、くらしと福祉。質問で取り上げ続け、5年前に、子ども医療費の窓口払いをなくしました。「子どもの急な病気でもお金の心配なく病院に行ける」と喜ばれています。

 過去最高の約1800人から寄せられた県民アンケートでは、国保・介護保険料の軽減などの要求とともに、「戦争する国」づくりを進める安倍政権への不安と恐怖の声が多くだされました。戦後・被爆70年に、被爆地・ナガサキから戦争反対、憲法守れの声を議会に届けます。

 「新幹線や石木ダムよりも、くらしや福祉を求める声が、ますます強くなっている。この議席は、絶対になくせない」と決意しています。

 略歴 1959年生まれ。党県副委員長。2期目。