「しんぶん赤旗」2015/02/14
大浦9条の会発足総会開く
長崎市
 長崎市の「大浦から平和と国際交流を発信する会」(通称・大浦9条の会)は8日、発足総会を市内で開き、約50人が参加しました。大浦9条の会は、大浦の平和と国際交流の歴史を学び、憲法9条が示す平和の理念を発信することを目的としています。

 ナガサキピースミュージアムの増川雅一専務理事が「戦争放棄への小さくて大きな挑戦〜ナガサキピースミュージアム12年の活動から」と題して講演。

 ミュージアムは市内・松が枝埠頭(ふとう)にある建物で、ナガサキピーススフィア貝の火運動(会長・さだまさし氏)の取り組みとして始まりました。増川氏は「特定の人だけで平和は実現しない。広範な人が平和を願ってこそ実現できる」とのべ、ミニチュア・アクセサリーで憲法9条の精神を広める「みどりのせんそうほうき」などを紹介しました。

 8人のよびかけ人は、それぞれの立場で憲法と平和の大切さを訴えるメッセージを寄せました。閉会のあいさつでよびかけ人の一人の鮫島和夫氏(長崎総合科学大学元教授)は「若い人が参加していく9条の会にしたい。若い人が入ってくる企画を立てていきたい」と提案しました。

 日本共産党の大石ふみき市議候補も参加しました。