「しんぶん赤旗」2015/01/30
沖縄のジュゴン守れ
辺野古新基地の反対アピール
 40歳未満の青年らを中心にした「ながさき平和委員会U40+(アンダーフォーティプラス)」の12人は28日、辺野古に基地を造らせない沖縄連帯の「ジュゴンアクション」を長崎市で行いました。ジュゴンを守れと昨年8月から始まり、今回6回目の取り組みとなります。

 「長崎から沖縄・辺野古へ平和の思いを届けよう」と海にすむ哺乳動物ジュゴンの折り紙を折って「基地反対・自然を守れ」のメッセージを書きます。メッセージは沖縄に届ける予定です。今回から、「辺野古新基地建設工事の中止と普天間基地の無条件撤去を求める請願」署名も呼びかけ、署名45人分が寄せられました。

 沖縄ソングを流しながらジュゴンの絵が描かれたビラや風船を配布。今回から登場したジュゴンの大きなオブジェに、注目が集まりました。

 沖縄から訪れた会社員の男性2人(30代と40代)は「遠く長崎で沖縄のことを取り上げてくれて、ありがとうございます」と話しました。

 初めて参加した男性(33)は「私たちの間でも理解が広がっていない問題。ジュゴンアクションは視覚的に訴えかけ、分かりやすくとてもユニークな行動。継続していってほしい」と語りました。