「しんぶん赤旗」2015/01/03
核兵器全面禁止の年に
被爆70年 長崎でアピール署名行動
 長崎原水協は2日、「核兵器全面禁止のアピール」署名に長崎市松山町の平和公園で取り組み、署名137人分が寄せられました。毎年1月2日に行われている恒例行事です。

 署名に応じた北九州市の女性(19)は「さっき、原爆資料館を見てきて、核兵器はなくすべきだと強く感じた」とのべ、大阪府の男性(66)は「核兵器は当然で、戦争そのものがダメ。憲法を変える動きは、どんなことがあっても阻止しなければならない」と話しました。

 大塚孝裕事務局長は「今年は被爆70年の節目で核兵器廃絶に向けた歴史的な年になりそうです。被爆者の思いを受けて、4年間の取り組みの集大成をぶつけていきたい。さまざまな団体へ呼びかけ、オール長崎の力を結集させたい」と今年の抱負を語りました。