「しんぶん赤旗」2014/12/10
パネルの子は「私の分身」と署名
長崎6・9行動
 長崎県原水協は9日、「核兵器全面禁止のアピール」署名を呼びかける「6・9行動」に長崎市松山町の平和公園で取り組みました。

 参加者は「国連に届けます」と署名の協力を呼びかけました。

 署名に応じた長崎市の男性(78)は、8歳で被爆。「元々は賑橋が爆心地になる予定で、私は賑橋にいた」とのべ、展示されてあった黒焦げになった子どもの写真パネルを指さし、「この子どもが私の分身。頭から離れない」と話しました。「たまたま物陰に隠れていたから助かった。爆風で飛ばされた人たちもいた。私はいろいろな幸運によって生かされている。核兵器はなくしてほしい」と語りました。