90歳の男性「兵隊は奴隷のよう」
長崎市で赤紙宣伝
 被爆地・長崎から平和の大切さを訴えようと、太平洋戦争開戦73年の8日、県母親大会連絡会は「12・8全国母親連鎖行動」に10人が長崎市で取り組みました。

 参加者は「もう戦争はイヤ! 武器はいらない 核もいらない」の横断幕を掲げ、「私たちは二度と戦争を起こさないように戦争反対を訴えています」とアピール。「集団的自衛権行使容認反対、秘密保護法の撤廃を」のビラを配布しました。裏には、「赤紙」と呼ばれる召集令状の見本が示されており、「拒否すれば逮捕され、処罰される」と付記されています。

 ビラを受け取った男性(90)は「奴隷のように兵隊は扱われてきた。戦争は二度と起こってはならない」と話しました。