「しんぶん赤旗」2014/11/12
佐世保基地の軍事拠点増強
長崎県平和委と原水協が学習会
 長崎県平和委員会と県原水協は9日、「戦争する国づくりへ―どう変わる佐世保基地」と題した学習会を長崎市で開きました。

 20人が参加。ながさき平和委員会の冨塚明氏が米軍佐世保基地の現状と自衛隊の変貌について講演しました。冨塚氏は、2013年12月の「新防衛大綱」により、日本版海兵隊とも呼ばれる「水陸機動団」の新設など、海外で「戦争する国」づくりが自衛隊内で着々と進んでいる現状を指摘。佐世保市の崎辺地区が「水陸機動団」の一大拠点に増強されていることをのべました。

 講演後の意見交換では、日本共産党の山下千秋・佐世保市議が講演の補足をするとともに、思いやり予算の具体的な金額や日本の軍事費についての質問が出ました。

 今回の学習会を踏まえ、24日には、佐世保基地調査行動も予定しています。