「しんぶん赤旗」2014/10/08
秋の主役舞う
長崎くんち
 秋の伝統行事・長崎くんちが7日早朝、長崎市で始まりました。

 今年注目の演し物(だしもの)は、五嶋町の龍(じゃ)踊り。「宝珠(ほうじゅ)」をめがけて踊る龍は、本物の生き物のよう。今回から白龍(はくじゃ)も登場し、2頭の龍が入れ替わりながら駆け回ります。

 国指定重要無形民俗文化財の「奉納踊り」は、▽興善町「本踊り」▽八幡町「山伏道中、剣舞、弓矢八幡祝い船」▽万才町「本踊り」▽銀屋町「鯱太鼓(しゃちだいこ)」▽五嶋町「龍踊り」▽麹屋町「川船」▽西M町「龍船」―の七つを今年は披露。後日(あとび)である9日のお上りまでにぎわいます。