「しんぶん赤旗」2014/09/27
県の教育方針ただす
堀江県議 同級生殺害事件受け
 長崎県議会の予算決算委員会が24日に開かれ、日本共産党の堀江ひとみ県議が総括質疑に立ち、佐世保市内女子高校生の逮捕事案対策事業費について質問しました。

 7月に起きた佐世保市の同級生殺害事件を受け、堀江県議は「二度と同じような事件を起こしてはならない」とのべた上で、専門家として児童精神科医の参加の検討を要請。さらに、「全国学力テスト活用のような長崎県の教育方針で、子どもを競争に駆り立てているのではないか」と指摘し、少人数学級の早期実現を求めました。県は教育方針に問題はないとの見解を示しましたが、堀江県議は「長崎県の教育方針への警告としてとらえるべき」と指摘しました。