「しんぶん赤旗」2014/08/17
悼む心を船に乗せ
精霊流し
 盆の伝統行事・精霊(しょうろう)流しが15日、長崎市でありました。盆提灯(ちょうちん)や造花などで飾り付けされた精霊船を出し、故人を悼みます。

 精霊流しは、仏教の行事で、夕方から夜にかけて行われます。大勢で動かす精霊船は、爆竹と鉦(かね)の音が鳴り響く喧騒(けんそう)の中をゆっくりと進みました。爆竹の閃光と火薬の臭い、立ち込める煙に包まれた街は、独特な雰囲気に満たされます。