「しんぶん赤旗」2014/08/10
「世界中が望んでいる」
核兵器廃絶へ 海外代表が署名行動
 原水爆禁止世界大会実行委員会は大会閉会後の9日午後、長崎市の浜町アーケード内で海外代表をはじめ約30人が「核兵器の全面禁止のアピール署名」への協力を呼びかけました。

 署名用紙を両手で高々と掲げて「核兵器反対の署名です」と日本語で呼びかけるのは、インドのヤムナ・ガオンカルさん(39)。署名活動後に、「世界の人々には、平和が一番大切。平和がなければ、生活を楽しむこともできない。ありとあらゆる平和が必要で核兵器のない世界をつくることが重要です」と語りました。

 時津町から参加した男子高生(17)は「世界大会でたくさんのことを学んだ。ものすごい数の核兵器廃絶署名が寄せられている。自分もその取り組みを続けていきたい」とのべました。ノルウェーのハンナ・ウェルノーさん(26)は「世界中の人々が核廃絶を望んでいる。それを政治家たちに示す必要がある。署名はそれを示す重要な手段です」と話しました。

 約1時間30分の署名活動で300人以上の署名が寄せられました。