「しんぶん赤旗」2014/08/02
憲法語り合う長崎で学習会
とぎつ九条の会
 長崎県のとぎつ九条の会は26日、「憲法について語り合いましょう」をテーマに学習会を時津町で開き、約20人が参加しました。

 とぎつ九条の会の代表の藤澤秀雄さん(長崎大学名誉教授)と萬行寺の元住職の亀井廣道さんが話しました。

 藤澤さんは、八幡製作所で煙幕を張って原爆投下を免れようとしたとの報道(「毎日」26日付)にもふれ、戦争体験を語りました。

 亀井さんは、宗教者の立場から「日本国憲法を改めて読んで経典のように大事に思った」と感想をのべ、「『殺』は差別から生じる。『殺さず』は私たちの憲法を守ろうとする基本」と話しました。

 討論では、集団的自衛権の問題が話題となり、「今の安倍内閣は、訳が分からないように説明しているところが問題」「集団的自衛権に賛成の者もいるが、彼らに対して私たちは何ができるのか」などの意見が出されました。

 日本共産党の浜辺七美枝町議も参加しました。