「しんぶん赤旗」2014/07/27
商店街で写真展示
九条の会・諫早
 長崎県の憲法九条の会・諫早は19日、「あなたは愛する人を戦場に送れますか?」をテーマに、第7回写真展を諫早市の商店街で開きました。

 アーケードの通路の端から端までを使った写真展は「長崎・広島・沖縄をわすれない」「戦場だけが戦争ではなかった」の2種類を展示。主催者の永井征子さんは「戦争の記憶を風化させないため、毎年開催しています。不特定多数の人たちに平和を考えてもらう機会になれば」と話しました。

 80代の戦争体験者の男性は「戦争はもうこりごり。『戦争に行け』という政治家は絶対に前線には行かない。9条を守って戦争しないでほしい」とのべました。女性(86)は「見ていて痛々しいです。私は原爆のとき、山にいて助かりましたが、原爆にあった人が『(醜くなった)私を見るな』と言っていたのが印象的でした」と語りました。