「しんぶん赤旗」2014/06/23
長崎・党を語る集い
市田副委員長が訴え
 党勢倍加と世代的継承の党建設目標を成し遂げ、来年のいっせい地方選での躍進を必ず勝ち取ろうと、日本共産党長崎県委員会は22日、市田忠義副委員長を迎え、長崎市で「日本共産党を語るつどい」を開きました。

 市田氏は、あらゆる分野での安倍政権の暴走を告発。集団的自衛権行使の問題では、平和の流れに逆行し国民と世界との矛盾を広げていると指摘。「軍国主義復活の道に断固ノーの声を突き付けましょう」と述べました。

 くらしの問題では、消費税増税で庶民を苦しめ、大企業減税の穴埋めのために中小企業をつぶしてもかまわないとする姿勢を批判。「増税勢力に厳しい審判を」と呼びかけました。

 原発の問題では、大飯原発運転差し止めを命じた福井地裁の判決を生み出したのは、世論と国民の運動だったと述べ「原発ゼロ・再稼働反対の声を広げよう」と話しました。

 その上で市田氏は、「いま、対決・対案・共同の立場を堅持する日本共産党の輝きが増している」と述べ、国民と結びついた強く大きな党をつくり、「昨年の参院選・都議選後の新しい躍進の流れをいっせい地方選での大きな飛躍につなげていこう」と訴えました。

 新入党者の男性(54)は「共産党のいいところは、相手が誰であれ言うべきことをはっきり言うところ。私の考えと政策が一致している」と入党の思いを発言しました。

 参加した長崎市の女性(28)は「若い世代がもっと共産党のことを周りに伝えていかなければ」と感想を語りました。