「しんぶん赤旗」2014/05/22
カジノ誘致中止要求
新婦人が県に申し入れ
 新日本婦人の会長崎県本部(真如詠子会長)は20日、県民との合意がない県のカジノ誘致推進について中止を求め、県に申し入れました。

 県は、佐世保市・ハウステンボスにカジノを含む統合型リゾート誘致を検討しており、この間、民主長崎県政をつくる会や医療機関などさまざまな団体から中止を求める申し入れが続いています。

 新婦人の3人がカジノ誘致推進の中止を求めると、応対した県の政策企画課は「落ち込んでいる経済対策・雇用対策として考えている。県の商工会、PTA連合会、医師会、地域婦人会などにも話を通している。十分な規制をするので、大丈夫です」と回答しました。新婦人側は「ギャンブルを観光の一環として考え、県の財政を支えようとするのはおかしい。若者が希望を持って喜んで働き住み続けられるよう、県は知恵を凝らす必要がある。そのために県民の税金は使うべきです」と話し、改めて中止を求めました。