「しんぶん赤旗」2014/04/20
集団的自衛より憲法原点回帰を
長崎市で学習会
 長崎県平和委員会と安保破棄長崎県実行委員会は15日、集団的自衛権問題を考える学習会を長崎市で開きました。

 ながさき平和委員会の冨塚明事務局長が「『力による平和』か『力によらない平和』か」と題して講演。安倍政権のもと、解釈改憲が進められる現状を指摘し、集団的自衛権を「仮想の敵をつくり、それに対して同盟国が攻撃されたら反撃を行うもの」と説明しました。安保条約の「力による平和」でなく、憲法9条を守る「力によらない平和」をとのべ、国際的にも孤立の道を突き進む安倍政権に抗するには「力によらない平和」を追求した憲法制定の原点に立ち返って、憲法を生活に生かす社会の実現をめざしていこうと訴えました。