「しんぶん赤旗」2014/3/12
1坪たりとも渡さない
 川棚  石木ダム撤回へ集い
  長崎県川棚町に計画されている石木ダム建設をめぐり、「石木ダム建設絶対反対同盟」(岩下和雄代表)は9日、同町で地権者や支援者など約80人が参加し、「団結大会」を開催しました。

 岩下代表は、「県は話し合いに応じると言いながら、ダム建設そのものについての話し合いには一切応じていない。私たちは家屋敷、土地を1坪たりとも渡すつもりはない。ダム建設の白紙撤回までたたかう」とあいさつしました。

  石木ダム対策弁護団の馬奈木昭雄弁護士は、「『ダムはいらない』という九州でおこった流れを本流にし、全国の力を結集して頑張りぬこう」とのべました。
 
 日本共産党からは山下千秋佐世保市議、久保田和恵川棚町議も参加。山下市議は、佐世保市のダムの貯水率が過去6年間、ほぼ90%以上だったこともあきらかにし、石木ダム建設の必要性がまったくないことを指摘しました。
 また、大会では赤嶺政賢衆院議員、仁比聡平参院議員のメッセージが紹介されました。