さよなら原発！ナガサキ集会に市民５００人が集う
　　「さよなら原発！ナガサキ集会」が9日午後、長崎市平和会館で開かれ500人の市民が集いました。原発ゼロめざす長崎連絡会など3団体が主催したものです。

　西海市在住の物理学者、藤田祐幸さんが主催者あいさつ。福島原発事故による放射能の拡散状況を踏まえて、「佐賀県の玄海原発で事故が起こり、その時北風が吹いていれば、放射能は長崎県に広がる」と強調。「再稼働をみんなの力でやめさせよう」と呼びかけました。

　また福島市から現在は京都に非難している宇野朗子(さえこ)さんが、原発被災者の実情を語り、原発なくそうと訴えました。

　　集会では「電気は足りています。このような惨禍を生み出した原発依存から
の脱却と再生可能エネルギーに向けた政策転換を」などを求めた「集会アピール」を採択しました。

　集会後参加者は、横断幕などをもち長崎駅前まで「原発なくせ、再稼働反対」を呼びかけながらパレードしました。