「しんぶん赤旗」2014/02/13
兵士用意する靖国神社
労組・市民団体が集会
 日本共産党を含む超党派で構成し、労組や市民団体などが参加してつくる長崎県靖国法案阻止共闘会議(ヤスクニ共闘)は11日、「『靖国』と『侵略』を考える市民のつどい」を長崎市で開きました。会場いっぱいの約120人が参加しました。

 長崎女性史研究会会員の葛西よう子氏が「わたしたちの暮らしから見る『戦前への回帰』」と題して講演。葛西氏は、実体験と当時の資料を示しながら説明しました。靖国神社に実際に行った経験と感想を語り、過去の日本が行った侵略戦争を肯定・美化し、宣伝する靖国神社の正体を「次の戦争のための兵士を用意するところ」と強調しました。

 葛西氏は、安倍首相が好んで使う「美しい日本」について「具体性に乏しい言葉」と批判しました。