「しんぶん赤旗」2014/01/12
住み続けられる長崎県へ
知事選 原口氏勝利へ仁比議員訴え
 16日告示(2月2日投票)の迫る長崎県知事選で日本共産党県委員会は11日、仁比聡平参院議員を長崎市に迎えて党演説会を開き、党県書記長の原口敏彦候補(52)の勝利で県政転換を呼びかけました。

 石木ダム建設反対県民の会代表の藤澤秀雄さん(長崎大学名誉教授)は、ウソとごまかしだらけのダム計画中止を訴える原口氏への期待を表明。新婦人内党後援会会長の真如詠子さんも激励あいさつしました。

 仁比氏は、秘密保護法強行に象徴される自民党の暴挙を批判。「民意の力を代弁し、たたかう力が必要。消費税増税、TPP(環太平洋連携協定)、原発再稼働を容認する自民党暴走政治いいなりの中村法道県政を変えるため、原口候補と手携え立ち向かおう」と訴えました。

 原口氏は、長崎「新幹線」や石木ダムなどの大型開発をやめ、ゼネコンおもてなし・自民党いいなりの県政から県民所得・雇用増、いのち・子育て最優先、憲法をいかす県政への転換の必要性を強調。他県への若者の人口流出が多く、人口減少率が九州で最も高い長崎県の現状にふれ、「長崎で生まれ育ち、結婚して子どもを育て、老後も住み続けたいと思える県政に転換したい」と決意をのべました。