「しんぶん赤旗」2013/12/21
笑顔と決意
長崎の被爆者に見舞金
 長崎県原水協は20日、長崎市の原爆ホーム「恵の丘」を訪れ、恒例の全国から寄せられた見舞金を被爆者に贈りました。

 訪問したのは、佐藤澄人事務局長と松本セツ子常任理事。8人の被爆者らが笑顔で迎えました。佐藤さんらが「みなさんの被爆体験を伝えることが大事です」とのべ、見舞金を手渡しました。見舞金は施設拡充などに充てられます。

 堤房代施設長との談話では、核兵器をなくすためにはどうすればいいのかが話題になり、松本さんは「運動によって世論をつくるとともに、政治家が決断する必要がある」と語り、佐藤さんは「後押しする世論が大切。核兵器廃絶はできる」と話しました。