「しんぶん赤旗」2013/12/06
県民のくらしに光を
長崎県知事選 原口候補が決意
 1月16日告示の長崎県知事選(2月2日投票)に日本共産党県委員会が擁立する県書記長、政策委員長の原口敏彦氏(51)=党公認=は4日の県庁での記者会見で知事選に臨む決意を表明しました。

 知事選には、現職の中村法道氏(63)=自民、公明推薦=が再選を狙い名乗りを上げています。

 原口氏は、多くの離島を抱えるなど、県民生活の困難に対し、「今こそ県民のくらしに光を与える政治を」と強調。諫早湾干拓事業や石木ダム、長崎新幹線や県庁舎移転など大型公共事業推進中心の中村県政を批判し、不要不急の事業を止め、くらし優先の政治への転換を訴えました。

 原口氏は「国に言うべきときは言う県政が求められている。県民の生活を土台から壊す消費税増税やTPP(環太平洋連携協定)に長崎から反対の声を上げたい」と話しました。

【原口氏の略歴】 熊本県立球磨工業高校卒業。民青同盟長崎県委員長、党南部地区委員長を歴任。現在、党県書記長、党県政策委員長。