「しんぶん赤旗」2013/10/08
大型事業より福祉に
民主県政を考えるつどい
 民主長崎県政をつくる会は5日、民主県政を考えるつどいを長崎市で開き、約60人が参加しました。

 堀江ひとみ日本共産党県議の県政報告のほか、@有明海再生A石木ダム問題B県内の教育C社会保障改悪・医療改悪の実態―の4分野の報告がありました。

 「よみがえれ!有明海訴訟」を支援する全国の会の岩井三樹事務局長は、諫早干拓潮受け堤防の閉め切りによって生じた有明海の異常なアオコ被害を報告。漁業被害を認め開門を命じた福岡高裁確定判決(2010年12月)に従わず、開門反対派を支援する中村法道知事を憲法違反として批判しました。

 ダム問題では、漏水問題を放置するほど佐世保市の水は足りており、川棚川の治水効果もない、石木川周辺の豊かな自然を守りたいと報告がありました。

 堀江県議は「大型公共事業に比べれば、福祉拡充に必要な予算はわずか数百万円の世界。県民の幸せを考えた政策に税金を使うべきだ」と訴えました。